湘南、鎌倉、葉山に住むこと
- 2006年11月09日
- ■J.建築家ブログ
ジェイです。 2006年11月9日
このブログは、建築家のプロとしての情報を皆さんに伝えるべきなのでしょうが、どうも私にとっては、土地探しや建物づくりはどうにでもなると言うオゴリ!?からか、もっと自分の日頃考えていることを書きたくなってしまいます。済みません。
今日は、建築家選びについて一言、でもなかなか選べませんよね。多すぎる程いますからね。アメリカだとこんなにいないのですがね。ただ、その人の人格や志向性を見極めて、人生のパートナーになれる人かどうかを判断することが良いのではないかと思います。私と言うと、建築家の中でも自然の中に溶け込む住まいが好きなので、日差し、そよ風、煉瓦、土物、樹木、手づくり、ユーモアなどのキーワードを望む方には、ぴったりかもしれません。事例集を見れば分るでしょうが。また、いいかのか悪いのか?建物のオーナーの立場になってしまうのであまり過激で住みにくいものは設計していません。例えば、箱型の家(屋根が平になっている家)をつくると、雨漏りの可能性が高いことや室内の吹き抜け空間がつくりにくいことなど格好だけで言うと箱型が素敵に見えるのですが、室内は、均質で面白くない、もちろんお金がたくさんある方は、いろいろな方法があります。つまりハイセンスな自然派かなあ?(自画自賛?!)
それで、湘南、鎌倉、葉山の地区に移住を希望される方が多いようです。土地感もあるのも理由でしょうが。東京にしばらく住むと自分を見失うような、地方から来て子供の時に過ごした海、山、大きな空が生理的にほしくなるものです。また、この地区はどちらかと言うとハイセンスなライフスタイルの香りがします。そのような昼下がりの静かな空間を望む方は、最高です。ただ、実際は、通勤、交通機関、夏の渋滞や買い物など横浜などの多様さに比べると利便性が良いとは言えず限定されます。ちょっと遠いなあ~と思う方は、横浜・横須賀ぐらいの方が良いかもしれません。くれぐれも私は、虫がきらいなのでどうにかしてほしいと言わないでくださいね(笑)。虫と同居するぐらいの感覚も必要です。