ジェイ石田の家づくり耐震対策
- 2012年03月17日
- ■プロのノウハウ
地震が頻繁ですね~、皆さんは、日々心配だと推察いたします。
されど、ジェイ石田のこれまでに造った家100数十件以上の家は、東日本大震災でも全く問題が無かったので、まずは当然!と思いますが、お知らせしておきます。或るオーナーのご報告では、震度6弱で机の上のワイングラスも倒れなかったとのことです。
私(ジェイ)の自宅の隣のビルは、揺れに揺れて、みんな外へ飛び出して来たようですが、
私は、子供と一緒に自宅のリビングで寝転んで・・・ちょっと強い地震だね~ぐらいの会話で
心配感が全然ありませんでした。
そこで、なぜ、そんなに違うのか、そんなに揺れないのか!?
そんなにお金を掛けなくても十分安心であると私達がお奨めできる方法を
ジェイ石田アソシエイツの家づくりの標準スペックとしてお知らせしておきます。
◆耐震等級だけでは・・?
建築家と呼ばれ人は、基本的に耐震対策は当たり前として対処しております。
ですので、多くの建築家は、耐震性を売り物にする業者に対しては・・・なんでそんな事を「売り」で商売ができるの?と思っています。そして、普通、建築家はあらゆる手段の耐震構造に対応できます。それは、耐震構造設計士と連携を図っているからです。もちろん、ジェイ石田でも震度7程度以上の対策を基本に当然するものとしております。よく、2X4が安全、耐震吸収バンパー付住宅だから安全などと言っておりますが、基本的に建築基準法で定めた耐震強度を装備すれば在来工法でも大規模地震に十分対処できると考えて大丈夫です。
よく、耐震等級1,2,3の基準だけで判断されている素人の方(銀行もそうですが・・・(笑))もおりますが、建物全体の構造が分からないのでしょうがないと思いますが、私たちは、それだけで満足しておりません。また、単に耐震等級3の建物が1より良いとも思っていません。なぜかと言うと耐震等級1でも基礎の造りや床の剛性や建物の適材適所の軽量化などで全然異なるからです。むしろ、耐震等級1ぐらいの剛性があれば十分安全であると判断できる対処の仕方もあります。
◆ジェイ石田の耐震仕様
1)基礎の仕様・・・・コンクリート基礎は、とても大事です。私たちは、べた基礎(床下が全て耐圧盤なので地盤の一部滑落でも安定している)を採用しておりますが、単純にべた基礎と言ってもその仕様でかなり違います。その厚さや変形、ズレに対しても配慮しております。床梁(はり)付べた基礎仕様と言っておりますが、5~10万円費用が増えますが、そのぐらいの費用で済むのであれば絶対にそうした方が良いので標準仕様にしてます。
2)床構造の仕様・・・・建物の揺れは、耐震壁だけでなく、その床面の剛性を高めることでかなり変わります。それでジェイ石田では、2階や3階の床合板を厚さ25mm(一般は12mm)の構造用合板を使用して建物変形(揺れ)を非常に少なくしております。これは、床全面なのでかなり効きますし、防音効果も有ります。標準仕様です。
3)構造材料の基本仕様・・・・構造上に強度があることを優先して、1階の柱は、ヒノキ(通し柱は120角)材です。杉やツガ材などに比べ少し高価ですが、30~40年の持続的な安定的な強度を保持したいので標準仕様としてます。床板を支える梁(はり)は、米松にしております。理由は、とても強度が高く、腐りにくい材だからです。
4)屋根材料の基本仕様・・・・地域風土の材料がある場合を除き、軽量化を基本としております。家が倒壊する理由の大きな理由が、屋根材の重量によることが決定的になるからです。阪神大震災で倒壊した殆どの家が瓦ぶきでした。やはり、上部が重いと建物は左右に強く振られます。とくに希望がなければ高耐候性金属板の波型を使用します。
5)耐震等級・・・・法律的な側面の判断で言えば、等級2の仕様と同等ですが、実際は、等級3より安全度は高いと判断しております。それは、その敷地特性により上記の内容など、他にもさまざまな安全対策を考慮しているからです。
6)地盤対策・・・・ジェイ石田では、必ず地盤の地耐力調査をしております。また、液状化など調査など、その敷地によって不安要因については、アドバイスしつつ、対策をこうじるようにしております。
その他:
ジェイ石田の耐震仕様は、かなり安全度の高いものになっておりますが、尚かつ100年経っても飽きない家を実現することにの大きな前提とお考えいただければ幸いです。また、ローコストであっても基本仕様を変えないこととしております。
◆ホームページトップへは、こちらまで: ジェイ石田アソシエイツ 公式サイト
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