家づくり→ 住宅展示場 → ハウスメーカー 建もの探訪→建築家 ?? →住宅コンペ ???
- 2006年09月30日
- ■J.建築家ブログ
ウチムラです。
スタッフ書き込み初です。
9月が終わりに近づき、やっと長かった残暑も終わり、朝晩がメッキリ涼しくなりました。
とはいえ、我が家では夜中になればまだ横浜産クワガタたちが暴れまわっています。
このまま、来夏を迎えられると良いんですが、・・。
前置きはこれ位にして。
住宅事情についてのフィクションを一つ。
5年位前までは家を建てるといえば、家族で近所の展示場に行って、
「へぇーっ、今時の住宅は~云々」
「ワァー、広~い。気持ち良いし、オッシャレー云々」
と現実(土地や予算)とかけ離れた展示場で各ハウスメーカーが凌ぎを削って、
創り上げられた縮尺1/1のプレゼンテーション模型と企業の営業戦略に
乗せられてしまうのが大主流でした。
(それはそれで問題がなければ家づくりの一つの形です。我々の家づくりと接点はありませんが、・・。)
この頃は欠陥住宅と阪神淡路大震災の被災により耐震性がクローズアップされていました。
そして、支流として例の住宅紹介の長寿番組がありました。
2年位前までは国内経済がどん底状態、
建築家もインテリアや施設では食べていけないと
数多くの住宅コンペサイトに登録して競争をし始め、
その一方、テレビでは「ローコスト住宅=建築デザイナー、匠」
と妄想と誇張のプロパガンダが始まります。
インターネットが情報源となり、
シックハウス症候群・健康建材・防犯といったキーワードと共に
情報過多で混沌とした状況が始まります。
そして、昨年の構造偽装問題で一級建築士という国家資格が地に落ちます。
一人の犯罪者のために。
悲しいことに「一級建築士」という資格が、
これほどまでにクローズアップされたのは初めてのことでした。
時代の流れとしては家づくりの選択肢は広がったと同時に
いっそう混沌とし始めたというのがここ最近の住宅事情で感じます。
そういった混沌とした状況には必ず、隙間産業(高島礼子??)が発生します。
その辺は先にジェイ所長が私見を述べていますので控えます。
以上、ここまでは検索キーワード(SEO??)を意識したフィクションです。あしからず。
ジェイ石田はホームページからいらっしゃるオーナー(建築主)さんが大多数ですが、
「ようやくたどり着いた。」とおっしゃる方が多いのが事実です。
「う~ん。努力が足りず、申し訳ありません。」と
これは紛れもなくノンフィクション、・・。
お後が宜しい様で。
追記
建築家事務所として50件以上の住宅はかなりの実績ですが、
横浜市だけで150万世帯ですので努力のなさは桁違いで歴然ですね!?
そうそう、姉歯は、構造設計者だから別に一級建築士でなくても構造設計ができた訳で、なぜか、マスコミやお役人は、制度や一級建築士の業務の問題にしているようで変ですね。これは、個人的なモラルの問題で、医者でも、弁護士でもおかしなヤカラは、どこにでもいると言うことでしょう?!、やっぱり日本人の思考は、役人頼みになってしまうのかな~。