賢い人の選択とそうでない人の選択?・・土地・建物

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2009.7.28付ジェイ記

“最近不動産が動いている”という話しをよく耳にしますが、本当なのでしょうか?、でもあちこちで土地が空いているようなのですが・・・とよく質問されます。

今日、大手不動産の副支店長とも話をしたのですが、 “もちろん、勝ち組さん達が動いています” ただ、問題は、それからです。やっぱり、みんな不動産・建設業界のことを知らないで・・・当然ですが、マスメディアに強い企業系の建築条件付き住宅地などに流されているようです。新しい分譲地だと安全に思うのでしょうね。私からするとおおよそ土地建物で1000万~1500万円は、ドブに捨てているとしか思えません。なぜならば、造成費や広告宣伝費や安全率が建設費の中に含まれているからです。旧分譲地でポツポツ空いている土地は、それはすでに償却され、そのような余分な経費は殆どなく広くて安いからです。“本当にこれで良いのかなあ~”と疑問でなりません。何で日本人は、メディアに弱いのかなあ??、団体行進や大きな会社が、イコール=安全と思ってしまうのでしょうね? 無理もないのは、あまり他業種の人と交流が少ないから正しく判断できないのでしょうから?、自分も違う分野の物を購入するときには、いろいろ調べ、いろいろ聞き、それでも迷うことがありますからね。でも、私は、そのようなことがないようするために資格制度があり、特に家や土地は、大変大きなお金が動くので、専門家の話しを2人~3人(建築士)に聞くことが肝要に思います。ただ、売り切るだけの不動産の専門家は、?ですよ。住宅の土地や建設に深い知識がある人にですよ。・・・ここが大事です。誰に相談するかで決まってしまいます。そして、営業の方は人あたりもいいですから・・・。私なら旧住宅地の駅から10分~15分前後を見つけます。割安で閑静なところも今はあります。チャンスなはずです。

そうです、賢い人の選択とそうでない人の選択の差は、
マスメディアに洗脳されない意識、ここ日本においては、そうなのだと思います。知識の深そうな人に恥をかいてもとにかく聞いてみることです。書物でも、Beforなんとかを見るだけでもダメです。特に大手の物件で値引きをさせて、そこでさも勝ち誇ったような感覚でいる方は、残念なことが多いです。それは、企業の手中にはまっていることを知らないだけです。

これも私の勝手な論理かもしれませんが、今は、消費者と専門家を結ぶインターネットの社会です。かつてのとても度胸のいる電話会話でないとできなかった社会のつながりとは違います。そして、これからは、コピー化された企業系住宅から・・より心の温もり求めるひとつ一つの手作り住宅になり、長く愛せる住まいが、生き残ると思います。そう・・・だんだん時とともにより素敵になるような建物が、次の世代に渡せる資産になると思います。それは実際どんな家?・・・いつかジェイの実際の家を観てください。

お金がないから無理だよ~と言う方も多いでしょう。でも、その中でも貴方にとって最良の方法を知ることが大事に思います。

Please don’t hesitate!and Ask someone (恥ずかしく思わないで聞きましょう!)

代表 ジェイより

家づくり以外の建築~2009初夏~

2009.7.5付ウチムラ記

ジェイ石田の家づくりの方も12件、動いていまして、茅ヶ崎市、横浜市、川崎市などなどです。
“100年に一度の大不況なので仕事も減り落ち着くかなぁ~!?”という一般的な予想が外れて、
大変ありがたく奮闘!頑張っております。
ここのところ、“社会面”的な記事が多かったので、明るい話題を一つ。
ジェイ石田は家づくりだけではなく、公共建築もデザイン(認知度低い?)しています。
現在も世田谷区成城の老人ホームを筆頭に、いくつか進行中です。

その一つがジェイ石田として久しぶり、そして五つ目の“保育園”です。
そんなジェイ石田の“保育園”のスタートだった『マーマしのはら保育園』
※平成15年度横浜・人・まちデザイン賞受賞
社会福祉法人“遊育会”さんと“魅力的な保育”のための施設づくりが始動しています。

来春、オープン予定で頑張ってま~す。

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模型製作と写真はテコさんです。

日本の教育は、あれれ・・・でないですか?                   ・・・ちょっとまったシリーズ3・・・・


2009年7月1日付
今回は、教育テーマの話しで、批判ばかりのつもりではないのですが、
どうもそんな調子になってしまうことをお許しください。

まず、はじめに、先日TVで放映されたドキュメントにおける
元三鷹高校の土肥校長先生に敬意を表したいと思います。
マスメディアをあまり評価していない私としても讃える報道ですが、
日本人の相変わらず法律や行政組織に操られてしまう体質が見受けられ、
それに負けずに土肥校長の子供の未来を築く姿勢には感服いたしました。
たぶん、そこで育った子供たちは、何か大事なものを得たことでしょう。

さて、
社会に出て今、考えてみると学校で学んだことがどの程度活きているのだろうか?と思うと中学校ぐらいの基礎知識があれば実際の生活や仕事の8割程度をこなせるように思います。読み書きや計算が普通ぐらいにできていれば十分かなあと思います。それよりも、信頼、心持ち、自己管理、そして、性格の方がもっともっと大事です。たぶん、普通より優れているとか秀でているようになることは、ただ単に『そうだったらいいなあ~、そうなりたいなあ~』と願っていることが他の人より強いと言うことだけだとと思うのです。才能は、自分が居る環境で変わります。

つまり、少しぐらい大変でも辛くても何か向こうに楽しい環境や世界があるように思ったのでしょうが、それが原動力で勉強したり、人に話しを聞いたり、見に行ったりとそれは、教科書では書ききれない『自主的な大いなる知識』を自身に植え付けながら成長したのだと思います。なので、ある面自動的に教室や教科書が与えられ、剣道ばかりしていた高校時代は、あまり身についていないように思います。もちろん無駄ではないのでしょうが。そんな高校生の時に将来何に成りたいと聞かれても、身近な言葉で、社長かなあ~ぐらいしか答えられないのが普通でしょう。逆に希望する職業をすぐ言える生徒は、変わり者ぐらいにしか思わなかったですね。もちろん、それは、完全に家庭環境によりみんな違うのでしょうが。

その自主的な大いなる知識を得る行動に出たのは、大学2年生の後半頃からだと思います。日本の大学の楽観的な環境は、どこもそう違わないのでしょうが、まったくひどかったですね。自分の心の中では、アメリカに行くための寄り道ぐらいの感覚でしか思っていなかったのでしょう。こんなんで社会に出ていいのかなあ??とも思いました。建築設計の授業は、いつも優秀な方(井の中の蛙くん!)だったけれど、大学がキリスト系だったのでイギリス人の牧師にお願いして、彼女の家で毎週英語を一人で習っていました。もちろん、無料です。その時点では、アメリカ英語とイギリス英語の違いを分かりませんでしたので、アメリカの特に黒人系の会話は、全く分かりませんでした。でも本当に、本当にありがたいことです。

そして、卒業設計を取り組み始めた頃、一冊の本に出会い、感銘して覚悟を決め、『自然エネルギーを大事にする建築環境計画』の分野で多くの著名な講師陣がいる米国アリゾナ州大学に行ってしまいました。南西部のカリフォルニア州の内陸側で、州都は、フェニックスで砂漠の大都会と呼ばれています。年363日晴れです。乾燥して痛いほど暑い!これは参った!と言う感じです。でも全てがリゾート地のようで楽しかったなあ、美しかったなあ・・・・話が、私の履歴書になってしまいましたね。

でもここで、少しの間、外国で生活した日本人として意見が言えるとしたら、日本での教育委員会だとか文科省とかで教科書の紋々で騒いでいるのを見ると悲しくなってしまいます。私は、教育家という職務は、ただ素直にその人や子供がより楽しく『自主的な大いなる知識』を求めるようになる環境を整えるだけで十分だと思います。とにかく、その自主性を呼び起こすことがない限り健やかな成長などあり得ないと断言できます。そして、成長する過程でいろいろな異なる意見や考え方を知ることが大切です。つまり、社会とは、さまざまで在り、歴史とは、探るものだと知らせることができる教科書(基本を知らせるガイド)があれば良いのです。事実はあるが、何をしたかではなく、何のためにしたかを知る!ことが肝要です。だから、いろいろ楽しいのではないでしょうか。

日本では、すべてと言ってもいい程、難しすぎる、完璧を求めすぎる、型にはめすぎる、記憶させる、そして、細かすぎる教育や社会環境が、委縮する子供と、そして大人社会をつくってしまっているように映ります。その元凶の大人が、特に指導者と呼ばれる人達が、『過ぎたるは及ばざるがごとし』という言葉を理解できず、実行できていないのでは、子供たちや何かを学ぼうと志す人は可哀そうです。

やっぱり、記憶能力が少しだけ他の人より優れた人達に、記憶学問をベースとした難解なお仕着せ社会にみんなが躍らされていることにそろそろ気がつかなくては・・・・・~先生だの、~大学だのというだけで尊敬してしまう、この程度の見識である日本人社会は辛いですね~。政治家でも、医師でも、教授でも・・・何のために、その人は、どんなに素晴らしい能力を発揮し、身を尽くしているの?・・が大事です。
そこで教育が本当に大事になるのでは・・・・お~おっとおもしろいぞ!と。

要は、より自主的な行動を喚起する環境づくりではと思います・・・・

学ぶことは楽しい、

そして、生み出すことが楽しい、

ついには、人々を幸せにすることが嬉しい、

と育まれることが教育の原点と私は、思います。
皆さんは、どうお考えでしょうか? そして、建築設計を志す人達に知らせたいですね。いろいろ辛いこともあるけれど、学ぶ環境さえ間違えなければ楽しいぞ・・・と。

建築計画ディレクター ジェイより

日本の法律は、おかしいくないですか?                   ・・・ちょっとまったシリーズ2・・・・


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2009.6.24付ウチムラ記

“安かろう悪かろう”という言葉がありますが、
富士○ウスとかアー×ンエステートなどの悪徳業者の倒産・被害が明らかになって来ています。
マスコミがニュースで不安をアオっていますが、
アー×ンエステートなんてCMで急成長した会社でそれを流し、
被害者を拡大したのはモラルがないテレビだと言える事件です。
“完成保証”も締結していたようですが、被害が膨大すぎて先が見えないという、
被害者に取っては悪夢のような出来事です。
“前払いしてくれれば割引” するなどと “家を買う人” の財布をクスグッタんでしょうが、
前払いで安くなるって“倒産間際の商法”であり得ない話です。

時を同じくして、10月以降引越組に瑕疵担保保証制度が始まりました。
一見『安心』な制度に見えますが、軒並み消費者負担が増える制度です。
※ジェイ代表が前の記事にも書いていますので、ご参考にして下さい。

単純に『保険額』と『保険会社の審査や検査の人件費と経費』を天秤にかけても
“安心できる保証額”が生まれるとは考えられないので、制度自体ナンセンスに感じられます。

愚痴って申し訳ありませんが、
家づくりの悪い文化(売り逃げ)があいまって、規格通りで儲けるメーカーに偏った制度ですね!?
真面目に家づくりしている人(オーナー、設計者、施工者)にとって不利益ばかりで
マスコミが不安をあおって国が “安心な制度”の押し売りするという
幼稚な国の悪循環に思えて仕方ありません。

久しぶりのブログで暗い話題で御免なさい。
次回は 楽しい話題にしま~す。

最近の動向2009 6月

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今回は、土地購入の動向です。
徒歩20分前後圏は、とても安くなっているのが実感です。

横浜市内で
駅から徒歩15分~25分で坪50万円~60万円って感じです。
2000万円台の土地もたくさん出ています。港南台、日野、杉田等々
閑静な住宅地でそんな感じです。車移動中心の方や庭がほしい方は、
絶好の状況です。50坪でも2000万円台後半でありますから。

さすがに徒歩10分以内だと坪90万円~100万円と言う感じで
値下がり感が弱いです。でも一時の坪120万円とかは少なくなって
います。土地30坪ぐらいで建物2500万円程度、総額5500万円
ぐらいの方もまだまだ行ける感じです。ガンバル派なら
なんと楽しい家になるでしょう!

ちなみに、親から少しでもお金を借りられる方は、親との借入金契約を結べば
事実上金利を払わないと同じようになることも可能なのでお勧めいたします。
預かり金利がこんなに安い時期は、親も同意するでしょうから。

建売りやHMの完成保証制度や住宅瑕疵担保制度は、あまり信用しないで
とにかくも、契約金を50%や80%などの比率で払わないでくださいね。
倒産や工事の力量不足で裁判やもめ事が多発しているようです。
住宅の場合、工事の進捗に合わせ1/3づつぐらいが適正ですから。

値引きを口出す会社ほど危ないです。

ともかく、家を住まいと思っていない販売思考は、日本では多くの問題を
はらんでいると私は思います。
TVや雑誌のコマーシャルに毒されないでください。
安心神話は、もう遠い昔に崩れました、どの会社でも
大きな会社でも実際に施工をするのは、現場の職人の皆さんですから。
その人達の顔を見れない環境は、とても危ないです。

慎重に、そして慎重に。
ジェイ



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